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審美治療

クリーニング

クリーニングでは虫歯や歯周病の原因になる歯石、歯垢の除去、たばこや飲み物などによる歯の汚れを取り除きます。このことで健康的な歯茎と清潔感のある美しい歯にいたします。また、歯石や歯垢が付きにくくなる効果もあり、口臭の予防にもなります。

クリーニング前

歯の間と裏側に汚れと歯石が付いています。

クリーニング後

こんなにきれいになりました。舌でさわった感じもすべすべして、気持ちがよいです。

ホワイトニング(歯の漂白)

白くきれいな歯は清潔感があり、気持ちがよいものです。それを自宅で簡単に手に入れられるのがホームホワイトニングです。これはアメリカでは以前から使われており、日本の厚生労働省でも2001年に認可された、過酸化尿素を使った安全なホワイトニング方法です。通院回数は2〜4回。

ホワイトニングの流れ

来院1回目:ホワイトニングについてご説明をします。その後、歯石や着色の除去など、歯のクリーニングを行ないます。汚れが付いたままでは効果は半減します。診察時間は1時間くらいかかります。費用は上下で40,000円(片顎のみは25,000円)
当クリニックで矯正治療をされた方は、治療後の歯形を使ってトレーを作成できるので、35,000円。

歯型を取り、ひとりひとりに合わせたマウストレーを作り、使用方法を詳しくご説明した後にホワイトニング剤をお渡し致します。後はご自宅での操作になります。

ご自宅で使い始めるときはマウストレーの白くしたい歯の部分にホワイトニング剤を少しずつ付けます。

口の中に装着します。

上にマウストレーを装着したところ。下の歯も同様に行います。

装着時間は1日2〜4時間。1〜2週間で歯は少しずつ白くなってきます。

来院2回目:1〜2週間後に歯茎や歯の色の様子をチェックします。もう少し白くしたい場合はあと1週間ほど続けます。色の変化の程度に個人差があったり、歯茎の部分がしみてくる事があります。

来院3回目:再チェック。

来院4回目:異常が無ければ、これで終了。

ホワイトニング例

50歳の女性です。1日おきに14日間(実質7日)使用しました。黄色味が無くなり、白くなっています。1日おきに使用するなど、使用間隔をあけたり使用時間を短くすることで、一過性の知覚過敏を防ぐことができます。また、食生活や個人差などによって違いますが、半年くらいから徐々に後戻りします。トレーがあれば、再度ホワイトニング剤を追加して使用することで白い歯を取り戻せます。

使用前

使用後

※向かって左側の歯はコーティングをしてある歯なので白くなりません。後で表面を削ってから色を合わせます。

ホワイトニングの適応症や副作用について

  1. クリーニングをしても落ちないようなエナメル質表面の着色
  2. 加齢による歯の黄ばみ(非常に効果的です)
  3. 薬物(テトラサイクリンなど)による変色歯で軽度なもの

効果が期待できない歯

  1. 表面を治療してある歯
  2. 虫歯の部分やエナメル質の亀裂に汚れが入り込んでいる歯
  3. 薬物による変色歯で軽度ではないもの
  4. 縞模様やまだら模様が顕著な歯

副作用

  1. 一過性の知覚過敏:1日おきに使用するなど、使用間隔をあける。または使用時間を短くすることで防ぐことができます。また、フッ素塗布することで改善します。
  2. 後戻り:食生活や個人差などによって違いますが、半年くらいから徐々に後戻りします。トレーがあれば、再度ホワイトニング剤を追加して使用することで白い歯を取り戻せます。